このミステリー…実は、3月19日に開幕する「新世紀・名古屋城博」に展示するため、高さ約50 メートルの屋根から21年振りに降ろされ、しばし地上で休息 ? することになった。 しかし“尾張名古屋は城でもつ”といわれ、金のシャチほこは名古屋のシンボル…ゆっくり休む 間もなく、名古屋市中を引き回しの上“獄門”ではなく、3月24日の愛知万博「愛・地球博」の開 会式に出され、世界の人々に名古屋をアピールする大役をおおせ遣っているのである。 その後、名古屋城内に戻り6月19日まで「金シャチドーム」での地上生活がはじまる。
名古屋城の由来 徳川家康の子、義直(9男)の居城として、 加藤清正・黒田長政・浅野幸長・福島正則らの大名を動員し、慶長17年(1612年)に築された。 天守閣は、昭和20年5月14日午前8時の 名古屋大空襲により焼失したが、その後、 昭和34年10月に再建された。
金のシャチ鉾 アラカルト 天守閣のシャチは南北に配置され、写真の左側(北方)がオス、右側(南方)はメスです。
高さ 重さ ウロコ オス 2.62 m 1,272 kg 112 枚 メス 2.57 m 1,215 kg 126 枚
純度75%の18金を使用し、表面を24金のメッキが施されている。2体合わせて 88kgあるそうです。 再建当時の価格はおよそ4,800万円だったそうで、現在の時価では、およそ1億円相当だということです。